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マスクで肌荒れしていませんか?

もうずっと、マスクをしている日々が続いていますね。(*^^*)

フェイシャルエステのお客様が、肌荒れを気にしていました。    

夏場、ベタベタするのが嫌で、保湿を目元しかしていないそうなのですが、それでお肌が乾燥してしまったのですね。

その上、マスクでお肌が擦れてしまい角質が剥がされ、お肌が荒れると余計に潤いをお肌に留めることができずに、乾燥、肌荒れの悪循環に落ち入りやすくなってしまうのです。    

マスクをし続ける日々により、そういう人が多くなっているのでしょう。

妹からも、毛穴の汚さに唖然としていて、吹き出物も出やすくなってるんだけど💦という、SOSのLINEが。。(;^_^A  

話を聴いてる感じでは、これもお肌の乾燥からきている気がします。    

妹は、もともと乾燥しやすいお肌。  

お肌が乾燥すると、お肌の新陳代謝が損なわれ角質が硬くなり、皮脂が排出しにくくなります。

また、お肌が乾燥するとそれに反応して、お肌が過剰に皮脂を出してしまいます。

皮脂分泌が多くなっているのに角質が硬くて、皮脂の排出がうまくできずに詰まってしまうと、そこに細菌が増えて吹き出物になるのです。

マスクをしていると蒸れて、雑菌が余計に繁殖しやすいのです。 ということは、洗顔も大事になってきますよね (*^^*)

低刺激のもので優しく洗顔、すすぎはしっかりすることが大事です。  

マスクで蒸れているから保湿になって良いと思うかもしれませんが、実はマスクを取った時にマスク内の湿気が蒸発します。その時にお肌の水分まで一緒に蒸発させてしまうのです。    

乾燥で皮脂分泌が多くなれば、お肌が汚れやすくなり酸化し、肌老化にも繋がっていきます。    

お客様のお肌を見ていると「ベタベタするのが嫌いで」という人は、やはり保湿に手を抜きがちで、赤くなったり、かゆみが出たり、乾燥による肌トラブルが多い気がしています。    

夏は保湿は必要に感じないかもしれませんが、お肌の健康を保つためには保湿は欠かせません。  

保湿をお勧めすると「ずっとお肌を濡らして(湿らせて)おくということですね」と勘違いされる方がおられますが、化粧水でお肌を濡らすのが保湿ではなく、保湿成分を使ってお肌に潤いを与えてあげることが保湿なのです。    

いろいろ保湿成分はありますが、一般的、代表的なものがヒアルロン酸です。

これは水分を抱え込んでくれるのですが、本来は皮膚の中に存在するもので、お肌の表面に塗るとベタベタ感があります。  

お肌の表面にあるのが細胞間脂質、セラミドで、お肌表面を覆っているセラミドが少なくなると皮膚の細胞の隙間から、どんどんお肌の水分が蒸発してしまい肌が乾燥し、バリア機能が壊れるため、健康なお肌であれば何でもない物質でも過剰に敏感に反応してしまう、いわゆる敏感肌になっていきます。  

セラミド配合の化粧品はセラミドの種類や、配合されている分量にもよりますので、使用してみてお肌に合うものを使用してください。      

お肌の潤いはお肌の健康のために不可欠です。 保湿はお肌のお手入れの基本中の基本です。  

保湿をすることでお肌のバリア機能が高まり、お肌の新陳代謝が活発になりお肌が生まれ変わるので、お肌が健康に美肌になっていきます。    

特に今はマスクでお肌が擦れてしまうので、摩擦によるお肌への負担を軽減するためにも保湿は必要なのです。